Ground hopping

観戦記

欧州サッカーを現地で観る旅。スタジアムと街、その日の空気を1試合ずつ記録します。

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観戦記

ヨーロッパで8試合観たあと、ジュニアユース時代から愛したガンバの試合を観に行った

小学生のときガンバ大阪ジュニアユースにいた僕は、Jリーグ元年からのガンバファンだ。ヨーロッパの現地観戦ばかりしていた夏のあと、吹田で宇佐美貴史の直接FKを観た。試合は面白かった。でも、正直に書く。フィジカルの激しさとスピードは、まったく別のものだった。

観戦記

5ユーロで、ベランダから観られるスタジアム。中島翔哉のいないポルティマンと「二つのポルティモネンセ」

観客1,883人、チケット5ユーロ。スタジアムの隣のマンションのベランダから、住民がタダで試合を観ていた。中島翔哉はベンチ外。給料未払いとFIFAの登録禁止で揺れる「二つのポルティモネンセ」と、1部のクラブがひとつもない南ポルトガルの話。

観戦記

433ユーロのディズニーランド。新ベルナベウで観た「ウイイレ」と、21歳ギュレルの衝撃

この試合、普通のチケットは完売で、残っていたのはVIP席の433ユーロだけだった。世界中から観光客が集まる新ベルナベウは、ディズニーランドのようで、ピッチの上はウイイレだった。それでも気持ちが入らなかった理由と、21歳のアルダ・ギュレルに惚れた話。

観戦記

0-5でも歌う人たち。佐藤龍之介を観に行ったメスタージャで、「Lim go home」の意味を知った

日本人初のバレンシア1軍、佐藤龍之介を観に行った。ヨーロッパで最も急なスタンドから観たバルサの0-5。「Lim go home」のプラカード、コウモリのタトゥーを入れたタクシー運転手の沈黙。かつての強豪がいま何を抱えているのか、まだ日本に伝わっていない話。

観戦記

ヤシの木の街の月曜夜、花火と2万7千人のソシオ。久保はベンチだったけれど、僕はエルチェが好きになった

人口24万の街がラ・リーガにいる、という誇り。試合前の花火、祖父から孫へ受け継がれる席、同じホテルに泊まっていたソシエダの選手たち。アウェイのユニフォームを着てはいけない理由も含めて、スペインの小さな街の月曜夜を全部書く。

観戦記

この夏いちばん好きになったスタジアム。金曜夜のピスフアンで、4万人の讃歌に泣きそうになった

8試合観た中で、僕が「最高だった」と思ったのはセビージャだった。試合内容ではなく、サポーターの熱気と楽しさ。ドイツ人の友人も同じことを言っていた。ポルトガル南部からは車で2時間。アルガルヴェに住む人にこそ勧めたい、ヨーロッパで一番祭りに近いスタジアムの話。

観戦記

ドラゴンの炎、1893の横断幕、観客同士の喧嘩。オ・クラシコで僕はFCポルトにハマり、ソシオになった

ポルト対ベンフィカ、3-1。控えめに言って最高だった。モウリーニョが欧州を制し、中島翔哉が背負ったクラブ。選手入場の炎の演出、レッドカード、アウェイ席近くの乱闘、VIP席から見たラウンジ。この夜を境にポルトのファンになり、ソシオになった。このスタジアムに通うためにポルトに引っ越してもいい、と本気で思っている。